秋のお手入れ、その前に。今の肌を見る3つのポイント

秋になる前のスキンケア


秋になると、

「そろそろ乾燥対策を始めた方がいいかな」
「秋用のお手入れに変えようかな」

と考える方も多いと思います。


もちろん、季節に合わせてスキンケアを見直すことは大切です。


ただ私は、その前に一度、今の肌そのものを見てほしいと思っています。


秋だから乾燥している。
年齢だから仕方がない。
刺激を感じたから、この化粧品は合わなくなった。

そんなふうに、肌を早く決めつけてしまわないこと。


肌は、季節だけで変化しているわけではありません。


紫外線、冷房、汗、湿度、体調、旅行先の環境など、さまざまなものの影響を受けています。


だから秋のお手入れを始める前に、まず確認したいのは、
「今、私の肌はどんな状態なのか」
ということです。


1|洗顔後の肌を見てみる


クレンジングと洗顔を終えた後は、メイクや皮脂、汚れが取り除かれた肌を見ることができる時間です。


私はこの時、

  • つっぱりを感じるか
  • 水分不足を感じないか
  • 触った時にやわらかさがあるか
  • 肌色がある程度均一に見えるか

などを確認します。


洗顔後の肌は乾燥していて当然、とは考えていません。


肌の状態が整っている時は、洗顔を終えた瞬間に毎回、
「急いで化粧水をつけなくては」
と強く感じるとは限りません。


そしてもう一つ、私が大切にしているのが肌色です。


ファンデーションを落とした後でも肌色が比較的均一で、
「もしかしたら素肌の方がきれいかもしれない」
と思える。


私は、それも整った肌を見る一つの目安だと考えています。
シミが一つもないという意味ではありません。


肌全体を見た時の、透明感や均一さです。


2|夕方のメイク状態を見る


夕方になると、
「顔が疲れて見える」
と感じることもあります。


ただ、疲れて見えるかどうかは、その日の睡眠や仕事量など、本人の疲労度にも左右されます。


肌状態を見るのであれば、私はむしろ、
朝のメイクが夕方まで、どのくらいきれいに保たれているか
を見ます。


皮脂と水分のバランスやキメの状態は、メイクの持ち方にも表れます。


必要以上に皮脂が出ていないか。
部分的に乾いていないか。
ファンデーションが大きく崩れていないか。


こうしたところは、日中の肌状態を知る手がかりになります。


特に夏から秋にかけては、気温が高くても室内では冷房が効いているため、肌が乾燥していることもあります。


見た目だけでは分かりにくい時には、頬や口元などに実際に触れてみるのもおすすめです。


少し意識して触れてみるだけでも、朝とは違う肌の感触に気づくことがあります。


3|いつもの化粧品を使った時の変化を見る


毎日使っている化粧品だからこそ、肌の変化に気づけることがあります。


たとえば、

  • いつもより多く使わないと物足りない
  • いつも問題なく使っている化粧品で刺激を感じる

といった変化です。


この時、すぐに
「この化粧品が合わなくなった」
と決めてしまう前に、少しだけ状況を振り返ってみます。


いつ頃から変わったのか。
入浴後だけなのか、一日中続いているのか。
顔全体なのか、一部分なのか。
首にも同じ変化があるのか。


さらに、

汗をたくさんかいた。
紫外線を強く浴びた。
冷房の中に長時間いた。
旅行へ行った。
いつもと違う水を使った。
温泉に入った。
気候や湿度が大きく変わった。


そんな環境の変化がなかったかも見ていきます。


肌の変化は、使用している化粧品だけで起きているとは限りません。


その前後に何があったのかを見ると、肌が変化した理由が少しずつ見えてくることがあります。


私が考える「整った肌」


サロンのカウンセリングで、
「最近、肌はいかがですか?」
と伺うことがあります。


その時に、
「特に変わりありません」
と答えられること。


私は、実はとてもいい状態だと思っています。


毎日のように乾燥や刺激、赤み、肌荒れなどを気にしなくてもいい。


季節や体調が少し変わっただけで大きく揺らがず、毎回マイナスの状態から立て直さなくてもいい。


まず、その土台があること。


そこから、

艶をもっと出したい。
透明感を高めたい。
ハリのある肌を目指したい。
フェイスラインをもっと美しくしたい。


そんな、美しさをさらに高めていくためのお手入れへ進むことができます。


私は、ここがとても大切だと思っています。


年齢だけで、肌の未来を決めない


肌の話になると、どうしても年齢と老化は結びつけて語られます。


もちろん、年齢による変化はあります。


それでも長くお客様の肌を見ていると、
5年前、10年前より、今の方が肌がきれい
という方は実際にいらっしゃいます。


毎日のホームケアを続けたり、その時々の肌に必要なお手入れを選んだりすることで、肌は変わります。


だから私は、

「もうこの年齢だから」
という言葉だけで、これからの肌を決めてほしくありません。


今の肌をきちんと見れば、これから何をしたらいいのかも変わってきます。


肌を決めつけないで

秋に向けてのスキンケア2


秋だから乾燥しているはず。
年齢だから仕方がない。


刺激を感じたから化粧品が合わない。


そう結論を急ぐ前に、一度だけ今の肌を見てみてください。


洗顔後はどうか。
夕方のメイクはどうか。
いつもの化粧品を使った時はどうか。


そして、ここ数日の生活や環境も思い出してみる。


肌は毎日、いろいろなことを教えてくれています。


秋用のお手入れを始めることより先に、
今の肌に、何が起きているのかを見る。


そこから始める方が、自分の肌に本当に必要なお手入れを選びやすくなると、私は考えています。


この秋、一度ゆっくりご自身の肌に触れてみてください。

今のあなたへの美と癒しはどちら?

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