
秋になると、急に肌の乾燥が気になったり、
いつも使っている化粧品が少し刺激に感じられたり。
夏の間は問題なく使えていたスキンケアなのに、
肌がごわつく、化粧ノリが悪い、なんとなく顔色が冴えない。
季節の変わり目に、そんな肌の変化を感じることはありませんか?
「保湿が足りないのかしら」
「そろそろ美容液を変えた方がいい?」
肌が不安定になると、まず化粧品を見直したくなるものです。
もちろん、秋の肌に合わせてスキンケアを調整することは大切です。
ただ、銀座一丁目でプライベートサロン
「ソワン・アンジェリーク」を営む私が、
大人の肌を考えるうえで大切にしていることがあります。
それは、肌の状態だけでなく、睡眠や疲れ、毎日の生活環境まで一緒に見ていくこと。
秋の肌不調には、気温や湿度の変化、
肌のバリア機能、そして睡眠の状態など、
いくつもの要素が関係している場合があります。
今回は、秋に肌が不安定になりやすい理由と、40代以降の女性に意識していただきたいスキンケア・睡眠の関係についてお伝えします。
秋に肌が不安定になりやすい理由
気温と湿度の変化が肌に影響する
夏から秋にかけて、気温や湿度は少しずつ変化していきます。
日中は暖かくても朝晩は冷え込むようになり、空気の乾燥も進みます。
肌の表面には、水分を保ちながら外部の刺激から守る働きがあります。
ところが、空気が乾燥すると肌から水分が失われやすくなり、つっぱり感やかさつきが気になることがあります。
特に、もともと乾燥しやすい肌や、年齢とともに皮脂量が減ってきた肌では、季節の変化に合わせた保湿の調整が必要になる場合もあります。
夏と同じスキンケアを続けていても、秋の肌にとっては保湿が十分ではなくなっている可能性があるのです。
夏の紫外線や冷房による影響も
秋の肌を考えるとき、
もうひとつ気にかけたいのが夏の過ごし方です。
紫外線を浴びる機会が多かったり、
冷房の効いた室内で長時間過ごしたり。
夏の間に乾燥や刺激を繰り返していた肌では、
その影響が秋のコンディションにも関係することがあります。
秋になって突然肌が変わったというより、
夏から続いていた負担に、
気温や湿度の変化が重なっている場合も考えられます。
私は季節が変わるときほど、今の肌だけでなく、
少し前からの肌の変化にも目を向けるようにしています。
肌のバリア機能とは?敏感になったと感じる理由
肌のバリア機能とは、
主に皮膚の一番外側にある角層が、
水分の蒸発を防ぎ、外部からの刺激を受けにくくする働きのことです。
角層には、水分や細胞間脂質などによってうるおいを保つ仕組みがあります。
この働きが乱れると、肌の水分が失われやすくなり、
外部刺激にも敏感になることがあります。
例えば、
- 洗顔後につっぱりやすい
- いつもの化粧品がしみるように感じる
- 頬や口元に乾燥を感じる
- 肌がごわつき、なめらかさが失われる
- 赤みやかゆみが気になる
といった変化です。
ただし、こうした症状がすべてバリア機能の低下によるものとは限りません。
化粧品によるかぶれや皮膚疾患などが
関係している場合もあるため、
強い赤み、かゆみ、痛みが続くときは皮膚科への相談が大切です。
美容の面で私が意識しているのは、
肌が不安定なときほど、積極的なケアを増やす前に、
今の肌が受け入れられるお手入れを考えること。
美容成分をたくさん与えることと、今の肌に必要なケアを選ぶことは、必ずしも同じではありません。
肌が揺らいだときに、睡眠も確認してほしい理由
秋のスキンケアを見直しても、なかなか肌の調子が整わない。
そんなとき、私は睡眠にも目を向けていただきたいと思っています。
最近、きちんと眠れていますか?
眠っている間にも、私たちの体や肌では、
健康な状態を維持し、回復するためのさまざまな働きが進んでいます。
睡眠の質と肌の関係を調べた研究では、
睡眠の質が良くない人ほど、
肌のバリア機能やその回復に違いが見られたという報告があります。
もちろん、睡眠不足がすべての肌荒れの原因というわけではありません。
肌の状態は、体質、季節、スキンケア、健康状態など、
多くの要素に左右されます。
それでも、睡眠は肌のコンディションを考えるうえで、
見過ごしたくない大切な要素です。
私たちは美容というと、
どうしても化粧品や施術に意識が向きがちです。
けれども、どれほど丁寧にスキンケアを続けていても、
睡眠や休息が十分に取れていなければ、
体調そのものがすっきりしないこともあります。
高機能なスキンケアを選ぶことと、心地よく眠れる生活を整えること。
私は、どちらも大人の美容に必要な視点だと考えています。
40代以降は、眠りの変化にも目を向けたい
年齢を重ねると、
以前とは睡眠の状態が変わってきたと感じる女性もいらっしゃいます。
以前は布団に入ればすぐに眠れていたのに、最近は寝つくまで時間がかかる。
夜中に何度か目が覚めたり、朝早く目覚めてしまったり。
十分に眠ったつもりでも、朝から疲れが残っていることもあります。
40代以降の女性では、生活環境やストレスに加え、
更年期前後のホルモン変化などが睡眠に影響する場合もあります。
また、仕事や日常生活でスマートフォンやパソコンを見る時間が長く、
夜になっても頭が休まらないと感じることもあるでしょう。
私自身、肌のお手入れに使う時間と同じように、
休息の取り方にも目を向けています。
美しくありたいと思う気持ちは、年齢を重ねても変わりません。
ただ、若い頃と同じ生活を続けるのではなく、
今の自分の状態に合わせて美容習慣を更新していくことも大切です。
秋の肌を整えるために見直したい3つのこと
1. 肌が不安定なときは、スキンケアを急に攻めすぎない
肌がごわついたり、いつもより乾燥を感じたりすると、
何か新しい美容液を取り入れたくなるかもしれません。
しかし、刺激を感じている肌に、
角質ケアや複数の新しい製品を一度に追加すると、かえって負担になることがあります。
まずは洗顔を優しく行い、必要な保湿を丁寧に。
いつもの化粧品で刺激がある場合は、
無理に使い続けないことも大切です。
私は美容液やクリームを選ぶとき、
成分や製品の魅力だけでなく、
今の肌に使うべきタイミングなのかを考えます。
良い化粧品だから、いつでも、誰にでも、同じ使い方が最適とは限りません。
肌の状態に合わせて選び、使い方を調整する。
大人のスキンケアでは、その判断がとても重要だと思っています。
2. 乾燥が進む前に、保湿を調整する
秋の乾燥対策では、
肌がひどく乾燥してから慌てるより、
季節の変化を感じ始めた段階でお手入れを見直すことをおすすめします。
例えば、夏は軽めのクリームで十分だった方も、
秋には使用量を少し増やした方が心地よいかもしれません。
頬や口元など、乾燥しやすい部分だけ保湿を重ねる方法もあります。
私自身も、季節やその日の肌の状態によって、
クリームの量や使い方を細かく調整しています。
毎日同じ量を機械的に使うのではなく、
洗顔後の肌の感触や、
日中のうるおいの状態を見ながら考える。
肌をよく観察することは、
美容液を選ぶことと同じくらい大切な美容習慣です。
3. 睡眠の時間だけでなく、休息の状態を確認する
何時間眠ったかは、睡眠を考えるうえで大切な目安です。
ただ、睡眠時間だけでなく、
眠った後の状態にも目を向けてみてください。
夜中に何度も目が覚めていないか。
朝、すっきりと起きられているか。
日中に強い眠気や疲れが残っていないか。
そして、夜になっても仕事やスマートフォンから離れられず、
頭が休まらない状態になっていないか。
寝室の温度や湿度、照明、就寝前の過ごし方などを調整することも、睡眠環境を見直す方法のひとつです。
肌が不安定な時期ほど、
夜の時間を美容の一部として考えてみてはいかがでしょうか。
私自身が取り入れている、睡眠と休息のためのインナーケア

睡眠環境や生活習慣を整えることを基本に、
私はインナーケアも美容の選択肢として取り入れています。
私が大切にしているのは、
話題の商品を次々と試すことではなく、
何のために取り入れるのかを明確にすること。
今回ご紹介する2つの製品も、それぞれ違う目的で選んでいます。
ミラグロAG|目の健康と睡眠の質を意識する毎日の習慣
毎日のベースとして取り入れているのが「ミラグロAG」です。
ミラグロAGは、ルテインとゼアキサンチンを含み、
目の健康と睡眠の質に着目した機能性表示食品です。
私自身、スマートフォンやパソコンを見る時間が長いため、
目のコンディションは日頃から気にかけています。
目を大切にしたい。
そして、毎日の睡眠の質にも目を向けていきたい。
その両方を意識したインナーケアとして選んでいます。
サプリメントは医薬品ではなく、体感にも個人差があります。
私にとってミラグロAGは、
毎日の生活を整えていくために継続して取り入れている製品です。
ネムリラックス ドリンク(NEMURILUX)|今日はしっかり休みたい夜に
もうひとつ取り入れているのが、
エステプロ・ラボの「ネムリラックス ドリンク」です。
GABAなどを配合した、休息を意識した美容ドリンクです。
私自身、飲んだ夜にとても心地よく眠れたのが印象的でした。
もちろん、私個人の感想であり、
同じような体感をすべての方にお約束するものではありません。
私は毎日必ず飲むものとしてではなく、
特に休息を意識したい日の選択肢として取り入れています。
仕事が忙しかった日。
翌日に大切な予定を控えている日。
今夜はゆっくり体を休めたいと思う日。
そんな夜に、
自分のコンディションを意識するきっかけにもなっています。
サプリメントや美容ドリンクだけに頼るのではなく、
生活習慣を整えることも含めて、
上手に取り入れていきたいと思っています。
※食品は睡眠障害や皮膚疾患の治療を目的としたものではありません。使用にあたっては製品表示を確認し、服薬中・通院中の方などは必要に応じて医師や薬剤師にご相談ください。
秋の肌荒れや乾燥について、よくある疑問
Q. 秋になって肌が敏感になったら、化粧品を全部変えた方がいい?
必ずしも、すべてを変える必要はありません。
今まで問題なく使えていた製品でも、
季節や肌の状態によって使用感が変わることがあります。
まずは刺激を感じる製品を見直し、
洗顔や保湿など、基本のお手入れを確認しましょう。
Q. 睡眠不足を改善すれば、肌荒れも改善しますか?
睡眠は肌の健康を支える要素のひとつですが、
肌荒れの原因はひとつではありません。
睡眠を整えることは大切ですが、
それだけで肌の不調が解決するとは限りません。
赤みやかゆみが長引く場合は、
スキンケアだけで対処しようとせず、
皮膚科で原因を確認してください。
肌が不安定なときほど、肌だけを見ない
美容に携わるようになって、私は長い時間をかけて、
さまざまな化粧品や美容技術に触れてきました。
今も高機能なスキンケアには強い関心がありますし、
優れた化粧品に出会う喜びは格別です。
一方で、大人の美容を考えるほど、
化粧品の選び方だけではなく、
使う人の肌や生活を理解することの大切さを感じています。
肌が乾燥しているなら、何を補うべきなのか。
刺激を感じているなら、今は何を控えた方がいいのか。
最近、睡眠は取れているのか。
疲れが続いていないか。
季節の変化に合わせて、お手入れを変える必要があるのか。
一人ひとりの肌は違い、同じ人でも毎日の状態は変わります。
大人の美容は、肌だけを切り離して考えないこと。
そして、今の自分に合う方法を丁寧に選ぶこと。
秋になって肌が不安定だと感じたら、
何を塗るかを考えるのと同じくらい、
最近のご自身の睡眠や生活を振り返ってみてください。
肌の変化をきっかけに、
毎日の美容習慣を見直してみるのもよいと思います。
銀座一丁目ソワン・アンジェリークのフェイシャルについて
銀座一丁目のプライベートサロン「ソワン・アンジェリーク」では、スイス・パーフェクションを中心としたフェイシャルトリートメントをご提供しています。
私が大切にしているのは、
毎回同じお手入れを繰り返すのではなく、
その日の肌を見て、何を選ぶかを判断すること。
頬や口元の乾燥、肌の質感、
刺激を感じやすい部分、普段のお手入れ。
必要に応じて日頃の生活や睡眠についても伺いながら、
使用する化粧品やお手入れの内容を検討します。
今までの化粧品が合っているのか分からない。
秋になって急に肌が不安定になった。
もっと自分の肌に合う美容方法を知りたい。
そんな方にも、今の肌の状態と向き合いながら、
ホームケアまで含めたご提案をしています。
肌を整えることは、見た目の美しさだけでなく、
自分への自信にもつながると私は考えています。
これからの肌に必要な美容を、ご一緒に考えていきましょう。
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銀座一丁目プライベートサロン「ソワン・アンジェリーク」主宰。
2008年よりサロンを運営。スイス・パーフェクションを中心としたフェイシャル、化粧品、インナーケア、アロマを通して、大人の女性が自分らしい美しさと自信を育むための美容を提案しています。









