天使のようなケア「ソワン・アンジェリーク」
— ソワン・アンジェリークという名前に込めたこと —
先日、ずっと気になっていた
「ソワン・アンジェリーク」のWEBサイトを手直ししました。
しばらくは「金星美容」の発信に
力を注いでいたこともあり
このサイトには、しばらく手をつけられずにいたのです。
でも、ずっと心のどこかで感じていました。
今の私のすべての始まりは、やっぱりここだったと。
サイトを編集しながら、
2008年、銀座にサロンをオープンした頃のことが
静かに蘇ってきました。
あの頃、エステといえば──
「1日何人施術できるか」
「どれだけ高額なコースを組めるか」
そんな“効率と数字”の世界が当たり前でした。
私もその世界で修行を積み
技術を身につけてきました。
けれど、心の奥ではずっと願っていたのです。
もっと、透明感のあるケアがしたい。
もっと、やさしくて、静かに心に届くケアがしたい。
その想いから名付けたのが
「ソワン・アンジェリーク」
“天使のようなケア”という意味を込めたサロン名です。

ちょっと抽象的ですが
天使は、誰のそばにも静かにいる…。
と、私はずっと信じています。
目には見えなくても、ふとした瞬間に
「大丈夫だよ」「行ってごらん」と
背中をそっと押してくれるような存在。
私がしたかったエステは、まさにそれでした。

肌に触れ、心に触れ
その方が本来持っている
美しさや意志にそっと火を灯すような時間。
その人の奥にある
“これからの人生の光”に向かって、
そっと風を送るような施術。
だから私が届けるエステの数時間は
ただ“今の肌を整える”ためだけじゃないんです。
その方の中にある
「こんな未来に進みたい」という気持ちに共鳴しながら、
静かに、でも確かに、未来にふれる施術をしています。
そして、次回の《後編》では──
よくある「悩み解消のためのエステ」という枠を超えて、
「すでにある美しさを、さらに開花させるエステ」という、
私なりの信念と哲学をお届けします。
次の章も、心を込めて綴りますね。